記録的大盛況となった1歳セール(第1日目)から一夜明けた本日2023年7月11日(火)は、(一社)日本競走馬協会が主催する【セレクトセール2023(Select Sale)】の「当歳セール(Foal Session、第2日目)」が開催されます。
当歳セールの上場予定馬には、2020年度に無敗でクラシック三冠を達成したコントレイルの初年度産駒21頭が登場、デアリングタクト(2020年度三冠牝馬)の全妹「No.389-デアリングバードの2023(父エピファネイア)」、ロジャーバローズ(2019年度日本ダービー馬)の半妹「No.409-リトルブックの2023(父コントレイル)」、そしてラストはステルヴィオ(G1-マイルChS)の半弟「No.543-ラルケットの2023(父リオンディーズ)」まで、計243頭(昨年241頭)がラインアップされています。
⇒上場馬情報ページ
※欠場馬:311, 318, 330, 340, 371 408, 446. 472, 511, 512
セールの模様は、下記からご覧になれます。
インターネットライブ中継
中継開始時間:7月11日(火) 9:30~
⇒セール結果速報
上場馬名簿
【(一社)日本競走馬協会・セレクトセール2023・開催概要】
■開催予定日:
一歳・・・2023年7月10日(月) Am10時~
当歳・・・2023年7月11日(火) Am9時30分~(Am8時から比較展示)
■事前下見:
7月8日(土)・9日(日) Am9時~Pm5時
■レポジトリー開館時間:
7月8日(土)・9日(日) Am9時~Pm5時
7月10日(月) Am8時~競り終了
■セレクトセール情報ページ
■開催場所:ノーザンホースパーク(北海道苫小牧市美沢114-7)
■主催:(一社)日本競走馬協会・セレクトセール(TEL:03-3505-3445)
セールまでのスケジュールは下記をご参照ください。
スケジュール:[ 購買者向け | 販売者向け | 報道関係者向け ]
<セレクトセールについて>
日本競走馬協会が主催する当歳馬及び1歳馬の選抜市場です。
1998年創立と他の市場に比べると歴史は浅いものの、社台グループの生産馬を中心に、良血、好馬体の馬たちが惜しげもなく上場され、当歳市場からはディープインパクトやキングカメハメハ、ディープブリランテ、ロジャーバローズという4頭の日本ダービー馬に加え、2023年度にはウシュバテソーロがドバイワールドカップを制する快挙を成し遂げました。また、1歳市場からはジャスタウェイやサトノクラウン、アドマイヤマーズ、グローリーヴェイズ、アドマイヤラクティ、ナカヤマフェスタ、トーセンスターダム、Yoshidaと世界の舞台でも活躍した馬たちを輩出、そして2020年度にはデアリングタクトが牝馬三冠を無敗で制覇、2021年度にはラヴズオンリーユーが海外G1を3勝(クイーンエリザベスⅡ世カップ、ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ、香港カップ)し米国・エクリプス賞最優秀芝牝馬に選出、2022年度はタイトルホルダーが天皇賞(春)と宝塚記念を制するなど、世界のホースマンから注目されるビッグマーケットに成長しています。
第1回セレクトセールの前には、米国ブラッドホース誌、英国ペースメーカー誌に広告を掲載したほか、英語のせり名簿を作成するなど、早くから世界を意識していたことも話題となりました。また、現在では当たり前となった劇場ステージ型のせり台や、販売希望価格よりも低く設定されたスタート価格、あるいは会場内外を彩る花や食事などの購買者サービスや、競馬とは直接的には関係がないような高級車、ファッションブランドなどの出店が会場内を彩っています。これらは、セレクトセールがきっかけとなって他の市場に導入されるようになっています。
開設当初は、当時の日本のマーケットが求める当歳市場をリードするような形で歴史が重ねられ、第2回セレクトセールからは1歳市場を休止。2005年までは当歳馬のみ300頭規模(2日間)で市場を拡大していきました。その後、購買者側の趣向に変化が生じて2006年からは1歳市場を復活。この年、初めて総売上げが100億円を突破。2009年までは当歳2日、1歳1日という計3日間スケジュールで行われていましたが、2010年からはそれぞれ1日のみの合計2日間開催に落ち着いています。
20周年目となった2017年度は、1歳市場・当歳市場ともに売却総額・平均価格・中間価格・売却率の市場レコードを達成、2018年度は、1歳市場で市場レコードを更に塗り替える驚異的な結果を残しました。2019年度は1歳市場・当歳市場ともに売却総額・平均価格・売却率で更に市場レコードを塗り替え、世界に衝撃を与えました。
2020年度はコロナウイルス禍という難しい状況で実施されましたが、1歳市場では売却総額が過去最高だった2019年に次ぐ歴代第2位(104億2,800万円)、売却率も同じく歴代第2位(92.0%)、平均価格は歴代3位(4,554万円)を記録、当歳市場では売却率が過去最高タイの89.8%、平均価格は歴代第3位となる4,105万円を記録しました。
コロナウイルスの影響が続く2021年度は、1歳市場では、売却総額は過去最高だった2019年度(107億3,200万円)を大きく上回る116億3,300万円(税別)、売却率も2019年度(92.9%)の記録を塗り替える93.4%、平均価格も2019年度(4,834万円)の記録を上回る5,147万円(税別)、中間価格も歴代最高の3,500万円(税別)、当歳市場では、売却総額は過去最高だった2019年度(97億8,400万円)を大きく上回る109億2,300万円(税別)、売却率も2019年度&2020年度(89.8%)の記録を塗り替える92.6%、平均価格も2019年度(5,043万円)の記録を上回る5,128万円(税別)、中間価格も歴代最高の3,300万円(税別)というレコードずくめの結果となりました。
25周年目となった2022年度は、1歳市場では、売却総額は過去最高だった2021年(116億3,300万円)を大きく上回る128億7,000万円(税別)、売却率も過去最高だった2021年(93.4%)の記録を塗り替える95.3%、平均価格も過去最高だった2021年(5,147万円)の記録を上回る5,797万円(税別)、中間価格も歴代最高の4,200万円(税別)、当歳市場も、売却総額は過去最高だった2021年度(109億2,300万円)を大きく上回る128億9,250万円(税別)、売却率も2021年度(92.6%)の記録を塗り替える95.3%、平均価格も2021年度(5,128万円)の記録を上回る5,730万円(税別)、中間価格も歴代最高の4,000万円(税別)と、驚異的な数字を叩き出しました。
<2022年度の結果>
【セレクトセール2022-当歳-結果概要】 - 2022/7/12開催
■上場頭数:236頭(牡152頭、牝84頭)
■落札頭数:225頭(牡143頭、牝82頭)
■売却率:95.3%(牡94.1%、牝97.6%)
■売却総額(税別):12,892,500,000円(牡9,127,000,000円、牝3,765,500,000円)
■平均価格(税別):57,300,000円(牡63,825,175円、牝45,920,732円)
■中間価格(税別):40,000,000円
■最高価格(税別):320,000,000円(No.393-シャンパンエニワンの2022、byドゥラメンテ)
牡・鹿毛・2022/2/10生
父ドゥラメンテ 母シャンパンエニワン(母父ストリートセンス)
落札者:レッドホース
販売者:吉田 俊介 氏
写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
⇒開催結果レポート
<参考>
・セレクトセール開催情報ページ
・JRHA日本競走馬協会
by 馬市ドットコム
当歳セールの上場予定馬には、2020年度に無敗でクラシック三冠を達成したコントレイルの初年度産駒21頭が登場、デアリングタクト(2020年度三冠牝馬)の全妹「No.389-デアリングバードの2023(父エピファネイア)」、ロジャーバローズ(2019年度日本ダービー馬)の半妹「No.409-リトルブックの2023(父コントレイル)」、そしてラストはステルヴィオ(G1-マイルChS)の半弟「No.543-ラルケットの2023(父リオンディーズ)」まで、計243頭(昨年241頭)がラインアップされています。
⇒上場馬情報ページ
※欠場馬:311, 318, 330, 340, 371 408, 446. 472, 511, 512
セールの模様は、下記からご覧になれます。
インターネットライブ中継
中継開始時間:7月11日(火) 9:30~
⇒セール結果速報
上場馬名簿
【(一社)日本競走馬協会・セレクトセール2023・開催概要】
■開催予定日:
一歳・・・2023年7月10日(月) Am10時~
当歳・・・2023年7月11日(火) Am9時30分~(Am8時から比較展示)
■事前下見:
7月8日(土)・9日(日) Am9時~Pm5時
■レポジトリー開館時間:
7月8日(土)・9日(日) Am9時~Pm5時
7月10日(月) Am8時~競り終了
■セレクトセール情報ページ
■開催場所:ノーザンホースパーク(北海道苫小牧市美沢114-7)
■主催:(一社)日本競走馬協会・セレクトセール(TEL:03-3505-3445)
セールまでのスケジュールは下記をご参照ください。
スケジュール:[ 購買者向け | 販売者向け | 報道関係者向け ]
<セレクトセールについて>
日本競走馬協会が主催する当歳馬及び1歳馬の選抜市場です。
1998年創立と他の市場に比べると歴史は浅いものの、社台グループの生産馬を中心に、良血、好馬体の馬たちが惜しげもなく上場され、当歳市場からはディープインパクトやキングカメハメハ、ディープブリランテ、ロジャーバローズという4頭の日本ダービー馬に加え、2023年度にはウシュバテソーロがドバイワールドカップを制する快挙を成し遂げました。また、1歳市場からはジャスタウェイやサトノクラウン、アドマイヤマーズ、グローリーヴェイズ、アドマイヤラクティ、ナカヤマフェスタ、トーセンスターダム、Yoshidaと世界の舞台でも活躍した馬たちを輩出、そして2020年度にはデアリングタクトが牝馬三冠を無敗で制覇、2021年度にはラヴズオンリーユーが海外G1を3勝(クイーンエリザベスⅡ世カップ、ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ、香港カップ)し米国・エクリプス賞最優秀芝牝馬に選出、2022年度はタイトルホルダーが天皇賞(春)と宝塚記念を制するなど、世界のホースマンから注目されるビッグマーケットに成長しています。
第1回セレクトセールの前には、米国ブラッドホース誌、英国ペースメーカー誌に広告を掲載したほか、英語のせり名簿を作成するなど、早くから世界を意識していたことも話題となりました。また、現在では当たり前となった劇場ステージ型のせり台や、販売希望価格よりも低く設定されたスタート価格、あるいは会場内外を彩る花や食事などの購買者サービスや、競馬とは直接的には関係がないような高級車、ファッションブランドなどの出店が会場内を彩っています。これらは、セレクトセールがきっかけとなって他の市場に導入されるようになっています。
開設当初は、当時の日本のマーケットが求める当歳市場をリードするような形で歴史が重ねられ、第2回セレクトセールからは1歳市場を休止。2005年までは当歳馬のみ300頭規模(2日間)で市場を拡大していきました。その後、購買者側の趣向に変化が生じて2006年からは1歳市場を復活。この年、初めて総売上げが100億円を突破。2009年までは当歳2日、1歳1日という計3日間スケジュールで行われていましたが、2010年からはそれぞれ1日のみの合計2日間開催に落ち着いています。
20周年目となった2017年度は、1歳市場・当歳市場ともに売却総額・平均価格・中間価格・売却率の市場レコードを達成、2018年度は、1歳市場で市場レコードを更に塗り替える驚異的な結果を残しました。2019年度は1歳市場・当歳市場ともに売却総額・平均価格・売却率で更に市場レコードを塗り替え、世界に衝撃を与えました。
2020年度はコロナウイルス禍という難しい状況で実施されましたが、1歳市場では売却総額が過去最高だった2019年に次ぐ歴代第2位(104億2,800万円)、売却率も同じく歴代第2位(92.0%)、平均価格は歴代3位(4,554万円)を記録、当歳市場では売却率が過去最高タイの89.8%、平均価格は歴代第3位となる4,105万円を記録しました。
コロナウイルスの影響が続く2021年度は、1歳市場では、売却総額は過去最高だった2019年度(107億3,200万円)を大きく上回る116億3,300万円(税別)、売却率も2019年度(92.9%)の記録を塗り替える93.4%、平均価格も2019年度(4,834万円)の記録を上回る5,147万円(税別)、中間価格も歴代最高の3,500万円(税別)、当歳市場では、売却総額は過去最高だった2019年度(97億8,400万円)を大きく上回る109億2,300万円(税別)、売却率も2019年度&2020年度(89.8%)の記録を塗り替える92.6%、平均価格も2019年度(5,043万円)の記録を上回る5,128万円(税別)、中間価格も歴代最高の3,300万円(税別)というレコードずくめの結果となりました。
25周年目となった2022年度は、1歳市場では、売却総額は過去最高だった2021年(116億3,300万円)を大きく上回る128億7,000万円(税別)、売却率も過去最高だった2021年(93.4%)の記録を塗り替える95.3%、平均価格も過去最高だった2021年(5,147万円)の記録を上回る5,797万円(税別)、中間価格も歴代最高の4,200万円(税別)、当歳市場も、売却総額は過去最高だった2021年度(109億2,300万円)を大きく上回る128億9,250万円(税別)、売却率も2021年度(92.6%)の記録を塗り替える95.3%、平均価格も2021年度(5,128万円)の記録を上回る5,730万円(税別)、中間価格も歴代最高の4,000万円(税別)と、驚異的な数字を叩き出しました。
<2022年度の結果>
【セレクトセール2022-当歳-結果概要】 - 2022/7/12開催
■上場頭数:236頭(牡152頭、牝84頭)
■落札頭数:225頭(牡143頭、牝82頭)
■売却率:95.3%(牡94.1%、牝97.6%)
■売却総額(税別):12,892,500,000円(牡9,127,000,000円、牝3,765,500,000円)
■平均価格(税別):57,300,000円(牡63,825,175円、牝45,920,732円)
■中間価格(税別):40,000,000円
■最高価格(税別):320,000,000円(No.393-シャンパンエニワンの2022、byドゥラメンテ)
牡・鹿毛・2022/2/10生
父ドゥラメンテ 母シャンパンエニワン(母父ストリートセンス)
落札者:レッドホース
販売者:吉田 俊介 氏
写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
⇒開催結果レポート
<参考>
・セレクトセール開催情報ページ
・JRHA日本競走馬協会
by 馬市ドットコム