ドバイワールドカップ勝馬【ヴィクトワールピサ】が社台スタリオンステーションに到着!

２０１２年１月１９日（木）午前１１時過ぎ、２０１１年度のドバイワールドカップを制した【ヴィクトワールピサ（Victoire Pisa）】が、種牡馬として繋養される社台スタリオンステーション（北海道安平町早来）に到着した。
※到着時：馬体重５４０ｋｇ、体高１７２ｃｍ


写真：ヴィクトワールピサ（Victoire Pisa）

ヴィクトワールピサは、父ネオユニヴァース、母ホワイトウォーターアフェア（母父Machiavellian）という血統の５歳牡馬。２歳時は、デビュー２戦目の初勝利から３連勝でG3-ラジオNIKKEI杯2歳ステークスを制した。翌年の３歳時は、G2-弥生賞からG1-皐月賞を連勝してＧ１初制覇を成し遂げ、続くG1-東京優駿（日本ダービー）は１番人気に推されるも３着に敗れた。その後、フランスへ遠征し、G2-ニエル賞（4着）とG1-凱旋門賞（7着）に挑戦し、暮れのG1-有馬記念ではブエナビスタをハナ差振り切って優勝、２０１０年度ＪＲＡ賞最優秀３歳牡馬に選出された。翌４歳時には、G1-ドバイワールドカップに挑戦、最後方から一気に進出して逃げるトランセンドの２番手につけ、直線残り３００メートル付近で先頭に立つとそのまま押し切って優勝した。この活躍で、２０１１年度ＪＲＡ賞最優秀４歳以上牡馬に選出された。２０１１年度のG1-有馬記念後に引退が発表、通算成績は１５戦８勝（Ｇ１競走は３勝）だった。


動画：G1-ドバイワールドカップ

本馬を迎えた徳武英介氏は、「もっとも印象に残っているのは皐月賞ですが、ドバイワールドカップという大きな勲章とともにスタッドインができ、既に多くの問い合わせや申込をいただいております。本馬は、中距離でのスピードとオールウェザーコースで世界を制したパワーが持ち味で、種牡馬としてサンデーサイレンス系をさらに発展させて欲しいですね。今後は体調管理に務め、万全の体調でシーズンを迎えたいです。」と、大きな期待を寄せている。


写真：ヴィクトワールピサ（Victoire Pisa）

　【ヴィクトワールピサ】
　父ネオユニヴァース　母ホワイトウォーターアフェア（母父Machiavellian）
　２０１２年度Ｆｅｅ：３５０万円（受胎確認後）
　競走成績：15戦8勝（重賞6勝、G1-ドバイワールドC、G1-有馬記念など）
　種牡馬成績：2012年より供用開始。初年度産駒は2015年度デビュー。

　＜繋養先＞
　　社台スタリオンステーション
　　住所：北海道勇払郡安平町早来源武２７５
　　電話：０１４５−２２−４５８１
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