仏Ｇ１馬【タートルボウル(Turtle Bowl)】が来春より社台SSにて種牡馬に

２００５年のジャンプラ賞(仏G1､芝1600m)を制し、初年度産駒から早くも２頭のＧ１馬を送り出している【タートルボウル(Turtle Bowl)】(10歳)が、来春より社台スタリオンステーション（北海道安平町早来）にて種牡馬として供用されることが明らかにされた。

タートルボウル(Turtle Bowl)は、父Dyhim Diamond(その父Night Shift)、母Clara Bow(母父Top Ville)という血統の１０歳牡馬。現役時（2004年〜2007年）は、3歳時に仏G1-ジャンプラ賞(2005年､芝1600m)を制覇し5歳時の仏G1-イスパーン賞(2007年､芝1600m)ではマンデュロの2着など、通算２１戦７勝(重賞２勝)という成績をおさめた。

２００８年より種牡馬入り。翌年生まれた初年度産駒４３頭からは、早くも下記２頭のＧ１馬を送り出しており、フランス新種牡馬の中で特に注目される１頭となっている。

１、フレンチフィフティーン(French Fifteen)
仏G1-クリテリウムサンテルナシオナル(2011年､芝1600m)を制し、翌年の英G1-英2000ギニーでキャメロットの2着。

動画：French Fifteen(Criterium International)

２、ルカヤン(Lucayan)
仏2000ギニーでダシルヒムを退けて優勝。

動画：Lucayan(仏2000ギニー)


写真：タートルボウル(Turtle Bowl)
Photo by HARAS DE LA REBOURSIERE ET DE MONTAIGU

by 馬市ドットコム