一般社団法人・日本競走馬協会は2023年9月8日(金)、同協会が主催する【セレクトセール(Select Sale)】の来年度(2024年度)日程を発表しました。
開催日程・内訳ともに例年のスタイルが踏襲されており、日程は【2024年7月8日(月、1歳)~9日(火、当歳)】が予定されています。
Dates of 2024 Select Sale announced
【(一社)日本競走馬協会・セレクトセール2024・開催概要】
■開催予定日:
一歳・・・2024年7月8日(月) 10:00~
当歳・・・2024年7月9日(火) 09:30~
■1歳馬事前下見:2024年7月6日(土)・7日(日) 9:00~17:00
■セレクトセール情報ページ
■開催場所:ノーザンホースパーク(北海道苫小牧市美沢114-7)
■主催:(一社)日本競走馬協会・セレクトセール(TEL: 03-3505-3445)
<セレクトセールについて>
日本競走馬協会が主催する当歳馬及び1歳馬の選抜市場です。
1998年創立と他の市場に比べると歴史は浅いものの、社台グループの生産馬を中心に、良血、好馬体の馬たちが惜しげもなく上場され、当歳市場からはディープインパクトやキングカメハメハ、ディープブリランテ、ロジャーバローズという4頭の日本ダービー馬に加え、2023年度にはウシュバテソーロがドバイワールドカップを制する快挙を成し遂げました。また、1歳市場からはジャスタウェイやサトノクラウン、アドマイヤマーズ、グローリーヴェイズ、アドマイヤラクティ、ナカヤマフェスタ、トーセンスターダム、Yoshidaと世界の舞台でも活躍した馬たちを輩出、そして2020年度にはデアリングタクトが牝馬三冠を無敗で制覇、2021年度にはラヴズオンリーユーが海外G1を3勝(クイーンエリザベスⅡ世カップ、ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ、香港カップ)し米国・エクリプス賞最優秀芝牝馬に選出、2022年度はタイトルホルダーが天皇賞(春)と宝塚記念を制するなど、世界のホースマンから注目されるビッグマーケットに成長しています。
第1回セレクトセールの前には、米国ブラッドホース誌、英国ペースメーカー誌に広告を掲載したほか、英語のせり名簿を作成するなど、早くから世界を意識していたことも話題となりました。また、現在では当たり前となった劇場ステージ型のせり台や、販売希望価格よりも低く設定されたスタート価格、あるいは会場内外を彩る花や食事などの購買者サービスや、競馬とは直接的には関係がないような高級車、ファッションブランドなどの出店が会場内を彩っています。これらは、セレクトセールがきっかけとなって他の市場に導入されるようになっています。
開設当初は、当時の日本のマーケットが求める当歳市場をリードするような形で歴史が重ねられ、第2回セレクトセールからは1歳市場を休止。2005年までは当歳馬のみ300頭規模(2日間)で市場を拡大していきました。その後、購買者側の趣向に変化が生じて2006年からは1歳市場を復活。この年、初めて総売上げが100億円を突破。2009年までは当歳2日、1歳1日という計3日間スケジュールで行われていましたが、2010年からはそれぞれ1日のみの合計2日間開催に落ち着いています。
25周年目となった2022年度は、1歳市場では、売却総額は過去最高だった2021年(116億3,300万円)を大きく上回る128億7,000万円(税別)、売却率も過去最高だった2021年(93.4%)の記録を塗り替える95.3%、平均価格も過去最高だった2021年(5,147万円)の記録を上回る5,797万円(税別)、中間価格も歴代最高の4,200万円(税別)、当歳市場も、売却総額は過去最高だった2021年度(109億2,300万円)を大きく上回る128億9,250万円(税別)、売却率も2021年度(92.6%)の記録を塗り替える95.3%、平均価格も2021年度(5,128万円)の記録を上回る5,730万円(税別)、中間価格も歴代最高の4,000万円(税別)と、驚異的な数字を叩き出しました。
2023年度は、1歳市場では、売却総額は過去最高だった2022年を大きく上回る133億6,500万円(税別)、売却率も過去最高だった2022年の記録を塗り替える97.3%、平均価格も過去最高だった2022年の記録を上回る6,187万5,000円(税別)、中間価格も過去最高だった2022年の記録を上回る4,500万円(税別)、当歳市場も、売却総額は過去最高だった2022年を大きく上回る147億8,000万円(税別)、売却率は2022年に次ぐ94.8%、平均価格は2022年の新記録を大幅更新する6,748万8,584円(税別)、中間価格も歴代最高の4,100万円(税別)というレコードずくめの結果となりました。
<2023年度の結果>
【セレクトセール2023-1歳-結果概要】 - 2023/7/10開催
■上場頭数:222頭(牡130頭、牝92頭)
■落札頭数:216頭(牡126頭、牝90頭)
■売却率:97.3%(牡96.9%、牝97.8%)
■売却総額(税別):13,365,000,000円(牡9,281,000,000円、牝4,084,000,000円)
■平均価格(税別):61,875,000円(牡73,658,730円、牝45,377,778円)
■中間価格(税別):45,000,000円(牡52,000,000円、牝37,500,000円)
■最高価格(税別):310,000,000円(No.4-インクルードベティの2022、byキタサンブラック)
写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
■最高価格(税別):310,000,000円(No.20-パレスルーマーの2022、byシルバーステート)
写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
動画:セール全映像
⇒各馬の結果一覧等はこちら
⇒開催結果レポート
【セレクトセール2021-当歳-結果概要】 - 2021/7/13開催
■上場頭数:230頭(牡151頭、牝79頭)
■落札頭数:213頭(牡140頭、牝73頭)
■売却率:92.6%(牡92.7%、牝92.4%)
■売却総額(税別):10,923,000,000円(牡8,172,000,000円、牝2,751,000,000円)
■平均価格(税別):51,281,690円(牡58,371,429円、牝37,684,932円)
■中間価格(税別):33,000,000円
■最高価格(税別):410,000,000円(No.428-セルキスの2021、byキズナ)
牡・黒鹿毛・2021/3/6生
父キズナ 母セルキス(母父Monsun)
落札者:小笹 芳央 氏
販売者:ノーザンファーム
写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
⇒開催結果レポート
【セレクトセール2023-当歳-結果概要】 - 2023/7/11開催
■上場頭数:231頭(牡137頭、牝94頭)
■落札頭数:219頭(牡129頭、牝90頭)
■売却率:94.8%(牡94.2%、牝95.7%)
■売却総額(税別):14,780,000,000円(牡10,105,000,000円、牝4,675,000,000円)
■平均価格(税別):67,488,584円(牡78,333,333円、牝51,944,444円)
■中間価格(税別):41,000,000円(牡50,000,000円、牝32,500,000円)
■最高価格(税別):520,000,000円(No.360-コンヴィクションⅡの2023、byコントレイル)
牡・黒鹿毛・2023/2/10生
父コントレイル 母コンヴィクションⅡ(母父City Banker)
落札者:(株)ノースヒルズ
販売者:ノーザンファーム
写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
動画:セール全映像
⇒開催結果レポート
<参考>
・セレクトセール開催情報ページ
・JRHA日本競走馬協会
by 馬市ドットコム
開催日程・内訳ともに例年のスタイルが踏襲されており、日程は【2024年7月8日(月、1歳)~9日(火、当歳)】が予定されています。
Dates of 2024 Select Sale announced
【(一社)日本競走馬協会・セレクトセール2024・開催概要】
■開催予定日:
一歳・・・2024年7月8日(月) 10:00~
当歳・・・2024年7月9日(火) 09:30~
■1歳馬事前下見:2024年7月6日(土)・7日(日) 9:00~17:00
■セレクトセール情報ページ
■開催場所:ノーザンホースパーク(北海道苫小牧市美沢114-7)
■主催:(一社)日本競走馬協会・セレクトセール(TEL: 03-3505-3445)
<セレクトセールについて>
日本競走馬協会が主催する当歳馬及び1歳馬の選抜市場です。
1998年創立と他の市場に比べると歴史は浅いものの、社台グループの生産馬を中心に、良血、好馬体の馬たちが惜しげもなく上場され、当歳市場からはディープインパクトやキングカメハメハ、ディープブリランテ、ロジャーバローズという4頭の日本ダービー馬に加え、2023年度にはウシュバテソーロがドバイワールドカップを制する快挙を成し遂げました。また、1歳市場からはジャスタウェイやサトノクラウン、アドマイヤマーズ、グローリーヴェイズ、アドマイヤラクティ、ナカヤマフェスタ、トーセンスターダム、Yoshidaと世界の舞台でも活躍した馬たちを輩出、そして2020年度にはデアリングタクトが牝馬三冠を無敗で制覇、2021年度にはラヴズオンリーユーが海外G1を3勝(クイーンエリザベスⅡ世カップ、ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ、香港カップ)し米国・エクリプス賞最優秀芝牝馬に選出、2022年度はタイトルホルダーが天皇賞(春)と宝塚記念を制するなど、世界のホースマンから注目されるビッグマーケットに成長しています。
第1回セレクトセールの前には、米国ブラッドホース誌、英国ペースメーカー誌に広告を掲載したほか、英語のせり名簿を作成するなど、早くから世界を意識していたことも話題となりました。また、現在では当たり前となった劇場ステージ型のせり台や、販売希望価格よりも低く設定されたスタート価格、あるいは会場内外を彩る花や食事などの購買者サービスや、競馬とは直接的には関係がないような高級車、ファッションブランドなどの出店が会場内を彩っています。これらは、セレクトセールがきっかけとなって他の市場に導入されるようになっています。
開設当初は、当時の日本のマーケットが求める当歳市場をリードするような形で歴史が重ねられ、第2回セレクトセールからは1歳市場を休止。2005年までは当歳馬のみ300頭規模(2日間)で市場を拡大していきました。その後、購買者側の趣向に変化が生じて2006年からは1歳市場を復活。この年、初めて総売上げが100億円を突破。2009年までは当歳2日、1歳1日という計3日間スケジュールで行われていましたが、2010年からはそれぞれ1日のみの合計2日間開催に落ち着いています。
25周年目となった2022年度は、1歳市場では、売却総額は過去最高だった2021年(116億3,300万円)を大きく上回る128億7,000万円(税別)、売却率も過去最高だった2021年(93.4%)の記録を塗り替える95.3%、平均価格も過去最高だった2021年(5,147万円)の記録を上回る5,797万円(税別)、中間価格も歴代最高の4,200万円(税別)、当歳市場も、売却総額は過去最高だった2021年度(109億2,300万円)を大きく上回る128億9,250万円(税別)、売却率も2021年度(92.6%)の記録を塗り替える95.3%、平均価格も2021年度(5,128万円)の記録を上回る5,730万円(税別)、中間価格も歴代最高の4,000万円(税別)と、驚異的な数字を叩き出しました。
2023年度は、1歳市場では、売却総額は過去最高だった2022年を大きく上回る133億6,500万円(税別)、売却率も過去最高だった2022年の記録を塗り替える97.3%、平均価格も過去最高だった2022年の記録を上回る6,187万5,000円(税別)、中間価格も過去最高だった2022年の記録を上回る4,500万円(税別)、当歳市場も、売却総額は過去最高だった2022年を大きく上回る147億8,000万円(税別)、売却率は2022年に次ぐ94.8%、平均価格は2022年の新記録を大幅更新する6,748万8,584円(税別)、中間価格も歴代最高の4,100万円(税別)というレコードずくめの結果となりました。
<2023年度の結果>
【セレクトセール2023-1歳-結果概要】 - 2023/7/10開催
■上場頭数:222頭(牡130頭、牝92頭)
■落札頭数:216頭(牡126頭、牝90頭)
■売却率:97.3%(牡96.9%、牝97.8%)
■売却総額(税別):13,365,000,000円(牡9,281,000,000円、牝4,084,000,000円)
■平均価格(税別):61,875,000円(牡73,658,730円、牝45,377,778円)
■中間価格(税別):45,000,000円(牡52,000,000円、牝37,500,000円)
■最高価格(税別):310,000,000円(No.4-インクルードベティの2022、byキタサンブラック)
写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
■最高価格(税別):310,000,000円(No.20-パレスルーマーの2022、byシルバーステート)
写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
動画:セール全映像
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【セレクトセール2021-当歳-結果概要】 - 2021/7/13開催
■上場頭数:230頭(牡151頭、牝79頭)
■落札頭数:213頭(牡140頭、牝73頭)
■売却率:92.6%(牡92.7%、牝92.4%)
■売却総額(税別):10,923,000,000円(牡8,172,000,000円、牝2,751,000,000円)
■平均価格(税別):51,281,690円(牡58,371,429円、牝37,684,932円)
■中間価格(税別):33,000,000円
■最高価格(税別):410,000,000円(No.428-セルキスの2021、byキズナ)
牡・黒鹿毛・2021/3/6生
父キズナ 母セルキス(母父Monsun)
落札者:小笹 芳央 氏
販売者:ノーザンファーム
写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
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【セレクトセール2023-当歳-結果概要】 - 2023/7/11開催
■上場頭数:231頭(牡137頭、牝94頭)
■落札頭数:219頭(牡129頭、牝90頭)
■売却率:94.8%(牡94.2%、牝95.7%)
■売却総額(税別):14,780,000,000円(牡10,105,000,000円、牝4,675,000,000円)
■平均価格(税別):67,488,584円(牡78,333,333円、牝51,944,444円)
■中間価格(税別):41,000,000円(牡50,000,000円、牝32,500,000円)
■最高価格(税別):520,000,000円(No.360-コンヴィクションⅡの2023、byコントレイル)
牡・黒鹿毛・2023/2/10生
父コントレイル 母コンヴィクションⅡ(母父City Banker)
落札者:(株)ノースヒルズ
販売者:ノーザンファーム
写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
動画:セール全映像
⇒開催結果レポート
<参考>
・セレクトセール開催情報ページ
・JRHA日本競走馬協会
by 馬市ドットコム