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Channel: 【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】&【種牡馬】の最新情報 by馬市.com
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【セレクトセール2020(Select Sale、第1日目、1歳)】~結果概要(売却総額歴代第2位、最高額馬写真・動画、インタビュー映像など)

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(一社)日本競走馬協会は2020年7月13日(月)、同協会が主催する【セレクトセール2020(Select Sale)】の「1歳セール(第1日目、Yearling Session)」を開催しました。
※ここでは、結果概要と最高額馬写真&動画(落札シーンなど)、吉田勝己氏のインタビュー動画を掲載します。
2020 JRHA Select Sale - Results(Yearling Session)


2020年度上場馬名簿

今年で23年目を迎えたセレクトセールは、日本競走馬協会が主催する当歳及び1歳馬の選抜市場です。
1998年創立と他の市場に比べると歴史は浅いものの、社台グループの生産馬を中心に、良血、好馬体の馬たちが惜しげもなく上場され、当歳市場からはディープインパクトやキングカメハメハ、ディープブリランテ、ロジャーバローズという4頭の日本ダービー馬が、1歳市場からはジャスタウェイやサトノクラウン、アドマイヤラクティ、ナカヤマフェスタ、トーセンスターダム、Yoshidaと世界の舞台でも活躍した馬たちを輩出。世界のホースマンから注目されるビッグマーケットに成長しています。
第1回セレクトセールの前には、米国ブラッドホース誌、英国ペースメーカー誌に広告を掲載したほか、英語のせり名簿を作成するなど、早くから世界を意識していたことも話題となりました。また、現在では当たり前となった劇場ステージ型のせり台や、販売希望価格よりも低く設定されたスタート価格、あるいは会場内外を彩る花や食事などの購買者サービスや、競馬とは直接的には関係がないような高級車、ファッションブランドなどの出店が会場内を彩っています。これらは、セレクトセールがきっかけとなって他の市場に導入されるようになっています。
開設当初は、当時の日本のマーケットが求める当歳市場がリードするような形で歴史が重ねられ、第2回セレクトセールからは1歳市場を休止。2005年までは当歳馬のみ300頭規模(2日間)で市場を拡大していきました。その後、購買者側の趣向に変化が生じて2006年からは1歳市場を復活。この年、初めて総売上げが100億円を突破。2009年までは当歳2日、1歳1日という計3日間スケジュールで行われていましたが、2010年からはそれぞれ1日のみの合計2日間開催に落ち着いています。
20周年目となった2017年度は、1歳市場・当歳市場ともに売却総額・平均価格・中間価格・売却率の市場レコードを達成。2018年度は、1歳市場で市場レコードを更に塗り替える驚異的な結果。2019年度は1歳市場・当歳市場ともに売却総額・平均価格・売却率の市場レコードを塗り替え、世界に衝撃を与えました。

そして迎えた2020年度1歳セールの上場馬には、ディープインパクト産駒13頭やキングカメハメハ産駒10頭、牝馬クラシック2冠制覇を成し遂げたデアリングタクトの全妹「No.93-デアリングバードの2019(父エピファネイア)」、英G1-ナッソーSやG1-秋華賞を制したディアドラの全弟「No.12-ライツェントの2019(父ハービンジャー)」など計258頭がラインアップされていました。
上場馬情報はセレクトセール情報ページから
欠場馬:27, 59, 115, 145, 183, 192, 214, 226, 231

今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止を図るため、開催方法が一部変更されて実施されました。

セレクトセール2020開催に関する重要なお知らせ


写真:3か所に設置された検温所

セールは午前10時からスタート。
セールの直前には、日本競走馬協会の吉田照哉会長代行から開会挨拶があったのち、恒例となっているセレクトセール出身馬のG1表彰が行われ、Fierce Impact号(G1-カンタラS)、ワールドプレミア号(G1-菊花賞)、グローリーヴェイズ号(G1-香港ヴァーズ)、デアリングタクト号(G1-オークス)の4頭に盛大な拍手が送られました。

午後7時20分までの長時間にわたって活発な競り合いがおこなわれ、売却総額は過去最高だった昨年に次ぐ歴代第2位(104億2,800万円)、売却率も昨年に次ぐ歴代第2位(92.0%)、平均額は歴代3位(4,554万円)という盛況な結果となりました。

最高額馬は、キャスリン ソフィア(Cathryn Sophia)(米G1-ケンタッキーオークス)の半弟「No.114-シーヴの2019(父ディープインパクト)」で、1億円のスタートからみるみる競り上がり、最後は5億1,000万円という1歳セールでの歴代トップとなる価格で落札(落札者:国本哲秀氏)されました。
※今年の購買登録者数は名(うち外国人登録は名)でした。※確認中
※2019年:688名(うち外国人登録は19名)、2018年:667名(うち外国人登録は23名)、2017年:611名(うち外国人登録は19名)、2016年:572名(うち外国人購買者24名)、2015年:553名(うち外国人購買者23名)、2014年:498名(うち外国人購買者18名)、2013年:460名(うち外国人購買者14名)、2012年:440名(うち外国人購買者6名)、2011年:411名、2010年:356名

【セレクトセール2020-1歳-結果概要】 - 2020/7/13開催
■上場頭数:249頭(牡152頭、牝97頭)
■落札頭数:229頭(牡138頭、牝91頭)
■売却率:92.0%(牡90.8%、牝93.8%)
■売却総額(税別):10,428,000,000円(牡7,341,000,000円、牝3,087,000,000円)
■平均価格(税別):45,537,118円(牡53,195,652円、牝33,923,077円)
■中間価格(税別):31,000,000円
■最高価格(税別):510,000,000円(No.114-シーヴの2019、byディープインパクト)
牡・青鹿・2019/2/1生
父ディープインパクト 母シーヴ (母父Mineshaft)
落札者:国本 哲秀 氏
販売者:ノーザンファーム




写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン(©Japan Racing Horse Association)
各馬の結果一覧等はこちらから

1歳セール終了後、吉田勝己氏がインタビューにこたえ、下記(動画参照)のようにコメントしました。



写真・動画:吉田勝己氏インタビュー(©Japan Racing Horse Association)

※参考:昨年の結果は・・・
<【セレクトセール2019-1歳-結果概要】 - 2019/7/8開催
■上場頭数:239頭(牡136頭、牝103頭)
■落札頭数:222頭(牡127頭、牝95頭)
■売却率:92.9%(牡93.4%、牝92.2%)
■売却総額(税別):10,732,000,000円(牡7,394,500,000円、牝3,337,500,000円)
■平均価格(税別):48,342,342円(牡58,224,409円、牝35,131,579円)
■中間価格(税別):31,000,000円
■最高価格(税別):360,000,000円(No.51-ミュージカルウェイの2018、byディープインパクト)
牡・鹿・2018/4/3生
父ディープインパクト 母ミュージカルウェイ(母父Gold Away)
落札者:近藤 利一 氏
販売者:ノーザンファーム




写真・動画:落札シーン&落札後の横姿&セールシーン
開催結果レポート

 <参考>
  ・セレクトセール情報ページ
  ・JRHA日本競走馬協会

by 馬市ドットコム

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