2018年7月17日(火)、HBA日高軽種馬農業協同組合が主催する【セレクションセール2018(Selection Sale、1歳、Yearlings)】が開催されました。
※ここでは、結果概要と最高額馬写真(落札シーンと落札直後の横姿)&各馬結果一覧、木村貢市場長のインタビュー動画を掲載します。
2018 Selection Sale - Results(Yearlings)
写真:セレクションセール2018名簿表紙
同セールは、日高軽種馬農業協同組合が主催し、北海道新ひだか町の北海道市場を舞台とするサラブレッド1歳の選抜市場。かつては「特別市場」という名称で年に複数回行われていたこともありましたが、2001年からは「セレクションセール」に改称。開催時期も7月の第3週に固定化され、年1回のみの開催となっています。
選抜基準については「販売希望者の自己評価」「販売希望価格による選別」といった時代を経て、現在はセレクションセール選考委員会が定める「血統基準」にしたがって上場申込馬をふるいにかけ、そののち同委員会による実馬検査を実施し上場馬が決定されます。実馬検査を伴う市場は、日本ではセレクションセールのみです。
選抜市場の名前に相応しく、日高、胆振地区のみならず、十勝や青森、九州地区からも牧場自慢の生産馬が顔を揃える市場である反面、上場を許されながらも売却できなかった馬については「主取り手数料」(販売希望価格の1%相当額)が徴収されるなど、購買者が安心して参加できるような工夫が施されています。
主な取引馬にはG1/Jpn1競走10勝のホッコータルマエや2016年度のG1-高松宮記念を優勝したビッグアーサー、2008年のJRA賞最優秀2歳牡馬セイウンワンダー、NHKマイルカップ優勝のロジック、2007年最優秀障害馬に輝いたメルシーエイタイムなどが名を連ね、市場成績も近年目覚ましい成長を遂げ、2017年度は売却率81.4%、売上総額も28億円(税別)を超えるなど、いずれも過去最高を記録しました。
今年度の上場申込は、セレクションセール(Selection Sale)と今年度から新設されたサマープレミアムセール(Summer Premium Sale)が同時に行われ、約750頭の申込馬からHBAが定める選定基準(2開催共通)を基に選考委員会で協議して392頭が選抜、成長曲線等の要素を吟味して各合格馬に最適な上場市場が最終決定されました。今回のセレクションセールには、セイウンコウセイ(G1-高松宮杯)の半妹「No.93-オブザーヴァントの29(父ワールドエース)」やエスポワールシチー(G1-フェブラリーS)の半弟「No.171-エミネントシチー2017(父ヴィクトワールピサ)」など、計198頭(牡149頭、牝49頭)がラインアップされていました。
※欠場馬:No.24, No.25, No.104, No.141, No.158
⇒上場馬情報はセレクションセール情報ページから
開催期間中は、セールの前日に展示を実施し(比較展示含む)、セール当日は展示を行わずにセリを開始する、という流れで行われました。
写真:前日展示の様子(比較展示)
※前日展示のスケジュール:10時~17時(比較展示は13時~16時)
セール当日は午前10時よりセリがスタートし、午後4時過ぎまでの長時間にわたって活発な競り合いがおこなわれ、結果概要は下記のとおりでした。
ちなみに、今年度の購買登録者数は584名でした。
(2017年:538名、2016年:474名、2015年:426名、2014年:389名、2013年:354名、2012年:323名、2011年:327名、2010年:302名)
【セレクションセール2018-1歳】 - 2018/7/17開催
■上場頭数:193頭(牡146頭、牝47頭)
■落札頭数:149頭(牡117頭、牝32頭)
■売却率:77.20%(牡80.14%、牝68.09%)
■売却総額(税別):2,174,400,000円(牡1,725,700,000円、牝448,700,000円)
■平均価格(税別):14,593,289円(牡14,749,573円、牝14,021,875円)
■中間価格(税別):13,000,000円
■最高価格(税別):41,000,000円(No.30-アポロティアラの2017、byロードカナロア)
牡・鹿・2/25生
父ロードカナロア 母アポロティアラ(母父パラダイスクリーク)
落札者:了德寺健二ホールディングス(株)
販売者:(有)山際牧場
⇒各馬の結果一覧こちらから
市場終了後、木村貢市場長が報道陣のインタビューに答え、下記(動画参照)のようにコメントしました。
※のちほどアップします
動画:木村貢市場長インタビュー
※参考:昨年の結果は・・・
【セレクションセール2017-1歳】 - 2017/7/18開催
■上場頭数:226頭(牡161頭、牝65頭)
■落札頭数:184頭(牡138頭、牝46頭)
■売却率:81.42%(牡85.71%、牝70.77%)
■売却総額(税別):2,880,200,000円(牡2,329,300,000円、牝550,900,000円)
■平均価格(税別):15,653,261円(牡16,878,986円、牝11,976,087円)
■中間価格(税別):14,000,000円
■最高価格(税別):44,000,000円(No.11-チリエージェの2016、byロードカナロア)
牡・鹿・4/27生
父ロードカナロア 母チリエージェ(母父サクラバクシンオー)
落札者:(同)雅苑興業
販売者:(株)白井牧場
⇒結果レポートはこちら
<参考>
・セレクションセール情報ページ
・日高軽種馬農業協同組合
by 馬市ドットコム
※ここでは、結果概要と最高額馬写真(落札シーンと落札直後の横姿)&各馬結果一覧、木村貢市場長のインタビュー動画を掲載します。
2018 Selection Sale - Results(Yearlings)
写真:セレクションセール2018名簿表紙
同セールは、日高軽種馬農業協同組合が主催し、北海道新ひだか町の北海道市場を舞台とするサラブレッド1歳の選抜市場。かつては「特別市場」という名称で年に複数回行われていたこともありましたが、2001年からは「セレクションセール」に改称。開催時期も7月の第3週に固定化され、年1回のみの開催となっています。
選抜基準については「販売希望者の自己評価」「販売希望価格による選別」といった時代を経て、現在はセレクションセール選考委員会が定める「血統基準」にしたがって上場申込馬をふるいにかけ、そののち同委員会による実馬検査を実施し上場馬が決定されます。実馬検査を伴う市場は、日本ではセレクションセールのみです。
選抜市場の名前に相応しく、日高、胆振地区のみならず、十勝や青森、九州地区からも牧場自慢の生産馬が顔を揃える市場である反面、上場を許されながらも売却できなかった馬については「主取り手数料」(販売希望価格の1%相当額)が徴収されるなど、購買者が安心して参加できるような工夫が施されています。
主な取引馬にはG1/Jpn1競走10勝のホッコータルマエや2016年度のG1-高松宮記念を優勝したビッグアーサー、2008年のJRA賞最優秀2歳牡馬セイウンワンダー、NHKマイルカップ優勝のロジック、2007年最優秀障害馬に輝いたメルシーエイタイムなどが名を連ね、市場成績も近年目覚ましい成長を遂げ、2017年度は売却率81.4%、売上総額も28億円(税別)を超えるなど、いずれも過去最高を記録しました。
今年度の上場申込は、セレクションセール(Selection Sale)と今年度から新設されたサマープレミアムセール(Summer Premium Sale)が同時に行われ、約750頭の申込馬からHBAが定める選定基準(2開催共通)を基に選考委員会で協議して392頭が選抜、成長曲線等の要素を吟味して各合格馬に最適な上場市場が最終決定されました。今回のセレクションセールには、セイウンコウセイ(G1-高松宮杯)の半妹「No.93-オブザーヴァントの29(父ワールドエース)」やエスポワールシチー(G1-フェブラリーS)の半弟「No.171-エミネントシチー2017(父ヴィクトワールピサ)」など、計198頭(牡149頭、牝49頭)がラインアップされていました。
※欠場馬:No.24, No.25, No.104, No.141, No.158
⇒上場馬情報はセレクションセール情報ページから
開催期間中は、セールの前日に展示を実施し(比較展示含む)、セール当日は展示を行わずにセリを開始する、という流れで行われました。
写真:前日展示の様子(比較展示)
※前日展示のスケジュール:10時~17時(比較展示は13時~16時)
セール当日は午前10時よりセリがスタートし、午後4時過ぎまでの長時間にわたって活発な競り合いがおこなわれ、結果概要は下記のとおりでした。
ちなみに、今年度の購買登録者数は584名でした。
(2017年:538名、2016年:474名、2015年:426名、2014年:389名、2013年:354名、2012年:323名、2011年:327名、2010年:302名)
【セレクションセール2018-1歳】 - 2018/7/17開催
■上場頭数:193頭(牡146頭、牝47頭)
■落札頭数:149頭(牡117頭、牝32頭)
■売却率:77.20%(牡80.14%、牝68.09%)
■売却総額(税別):2,174,400,000円(牡1,725,700,000円、牝448,700,000円)
■平均価格(税別):14,593,289円(牡14,749,573円、牝14,021,875円)
■中間価格(税別):13,000,000円
■最高価格(税別):41,000,000円(No.30-アポロティアラの2017、byロードカナロア)
牡・鹿・2/25生
父ロードカナロア 母アポロティアラ(母父パラダイスクリーク)
落札者:了德寺健二ホールディングス(株)
販売者:(有)山際牧場
⇒各馬の結果一覧こちらから
市場終了後、木村貢市場長が報道陣のインタビューに答え、下記(動画参照)のようにコメントしました。
※のちほどアップします
動画:木村貢市場長インタビュー
※参考:昨年の結果は・・・
【セレクションセール2017-1歳】 - 2017/7/18開催
■上場頭数:226頭(牡161頭、牝65頭)
■落札頭数:184頭(牡138頭、牝46頭)
■売却率:81.42%(牡85.71%、牝70.77%)
■売却総額(税別):2,880,200,000円(牡2,329,300,000円、牝550,900,000円)
■平均価格(税別):15,653,261円(牡16,878,986円、牝11,976,087円)
■中間価格(税別):14,000,000円
■最高価格(税別):44,000,000円(No.11-チリエージェの2016、byロードカナロア)
牡・鹿・4/27生
父ロードカナロア 母チリエージェ(母父サクラバクシンオー)
落札者:(同)雅苑興業
販売者:(株)白井牧場
⇒結果レポートはこちら
<参考>
・セレクションセール情報ページ
・日高軽種馬農業協同組合
by 馬市ドットコム