JRA日本中央競馬会は2017年4月4日(火)、JRA宮崎育成牧場(宮崎市花ヶ島町大原)にて【2017 JRAブリーズアップセール】(第13回 JRA育成馬調教セール、JRA Breeze Up Sale)の上場予定馬展示会・【JRA宮崎育成牧場 育成馬展示会】を開催し、JRA育成馬の比較展示および騎乗供覧がおこなわれました。
An exhibition of JRA Breeze Up Sale on JRA - Miyazaki Ikusei Bokujo.
※JRA日高育成牧場の展示会は「4月10日(月) Am10時~」開催予定。
※JRAブリーズアップセール情報ページ
以下、JRA宮崎育成牧場からのコメント、比較展示&騎乗供覧の写真、騎乗供覧タイム一覧表を掲載します。
<JRA宮崎育成牧場からのコメント>
「平成29年度 JRA宮崎育成牧場育成馬展示会を4月4日(火)に開催いたしました。夏場のような日差しの中、53名(馬主および関係者27名、調教師26名)もの皆様にご来場いただきました。ご来場いただきました皆様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。
展示会では1頭の欠場馬を除く21頭の比較展示、そして18頭の騎乗供覧を実施いたしました。9月から騎乗馴致を開始し、1月までは宮崎育成牧場の1周1600mのダートコースの特性を活かして長距離を一定ペースで走行することにより、持久力を向上させることを目的として調教を行い、2月からスピード調教を開始してきました。その成果を少しでも御覧いただけたものと思っております。4月25日(火)に開催いたしますJRAブリーズアップセールに向けて、4月17日(月)には宮崎を出発します。ブリーズアップセール当日には、元気な姿を皆様に御覧いただけるよう調教を行っていきたいと思っております。皆様のセールへのご来場を心からお待ちしております。」
写真:比較展示風景(Photo by JRA)
写真:一番時計を計測した「No.41-ジーントウショウの15(byヨハネスブルグ)」の騎乗供覧風景(Photo by JRA)
タイム:1F11.6 → 1F11.5 = 2F23.1
画像:騎乗供覧馬でのタイム一覧表(PDF版へ)
<JRA宮崎育成牧場について>(公式ホームページより)
「宮崎育成牧場は、宮崎市のほぼ中央、JR日豊本線沿いに位置し、温暖な気候条件を生かして競走馬の育成を行いながら、「馬のいる公園」としても施設を一般開放しています。かつてこの場所は宮崎競馬場として、明治40年から昭和38年まで競馬が行われてきました。途中、戦争激化により昭和18年に国営競馬が中止となりますが、終戦後は昭和38年まで地方競馬が開催されてきました。
競走馬の育成業務は昭和31年の抽せん馬事業開始にともない始められ、その後現在に至るまで九州地区におけるモデル牧場として、JRAの育成技術および研究成果の普及拠点としての役割を担ってきました。競馬場時代の一等馬見所(グランドスタンド)は、今でも保存されており、当時の名残がいまだに感じられます。
一般に、日本のサラブレッドは春に北海道で生まれ、翌秋(1歳秋)に騎乗馴致を開始、1歳冬から2歳春にかけて乗り運動を行い、2歳夏に競走馬としてデビューします。近年、北海道においても屋内調教施設が充実し冬季の調教が可能となってきましたが、この時期、厳しい寒さや降雪等を考えると、北海道は必ずしも競走馬を育成する上で最適の気象条件ではありません。一方、宮崎の気候は冬季の気候が温暖で、日照時間および快晴日数が全国でもトップクラスにあることが特色です。すなわち、この温暖な気候が競走馬を育成する上で、大きなメリットとなります。ここでは、降雪や馬場凍結がなく、年間を通じてカリュキュラムに沿った調教を、1周1600mの広いトラックで行えることが特徴です。また、放牧地はエバーグリーンで、馬たちはイタリアンライグラスを、年間を通じて採食することができます。
我々は、宮崎育成牧場からダービーをはじめ世界の舞台で活躍できる馬を輩出する大きな夢をもっています。そして、夢を夢で終わらせないために、2005年、我々の育成馬厩舎をビッグ・ドリーム・ステイブル(Big Dream Stables)と名づけ、その夢に向かってステップアップしていこうとしています。」
上場予定馬は82頭(セール購買馬74頭、ホームブレッド8頭)で、下記からは「上場番号」&「最新写真」&「最新ブラックタイプ」がご覧いただけます。
なお、「上場番号」&「写真(横・顔)」&「上場馬名簿」は下記からご覧いただけます。
⇒各情報リンクはJRAブリーズアップセール総合情報ページより
※欠場馬:No.30、No.82
【2017 JRAブリーズアップセール開催概要】
■セール名称 : 2017 JRAブリーズアップセール
~ 第13回 JRA育成馬調教セール ~
■開催日 : 2017年4月25日(火) ※4月24日(月)に前日展示会(13時より)を実施
■時 間 : 馬主受付-Am8時15分 騎乗供覧-Am9時 売却開始-Pm1時
■場 所 : 中山競馬場
■主 催 : JRA日本中央競馬会
■売却方法 : セリ方式(事前に騎乗供覧および個体展示を実施)
■売却対象者 : JRAの馬主の方で購買登録を済ませた方
■情 報 : 上場候補馬82頭など総合情報ページ
「Breeze Up Sale」とは2歳調教セールを意味しており、2005年よりスタートし2017年で第13回目を迎えます。同セールは、特に「時計よりも馬の走法や出来映え」を購買者にアピールすることと、「上場馬の情報発信を充実させ、不慣れなお客様が、わかりやすく参加しやすい入門編」に留意されています。上場されるのは、JRA日本中央競馬会が全国の1歳市場で購買した馬を、日高と宮崎の育成牧場で育成&調教した2歳馬を中心に、2011年度からは、日高育成牧場の生産馬も上場されています。
育成技術の高さと徹底した情報開示が購買者層からの高い信頼を得て、毎年上場馬をほぼ100%で売却し、2歳セールの中心的存在となっています。
同セールからは、G1-朝日杯フューチュリティSを制したセイウンワンダー(2008年売却馬)をはじめ、G2-ニュージーランドトフィー勝馬エイシンオスマン(2010年売却馬)、G2-フィリーズレビュー勝馬ダイワパッション(2005年売却馬)、G3-新潟2歳S勝馬モンストール(2011年売却馬)、G3-ファンタジーS勝馬サウンドリアーナ(2012年売却馬)、G3-函館2歳S勝馬クリスマス(2013年売却馬)、G3-エーデルワイス賞勝馬フクノドリーム(2013年売却馬)、などの重賞勝馬が出ています。
参考:2016年度の結果
■上場頭数:72頭(牡36頭、牝36頭)
■売却頭数:72頭(牡36頭、牝36頭)
■売却率:100%(牡100%、牝100%)
■売却総額(税別):667,200,000円(牡364,800,000円、牝302,400,000円)
■平均価格(税別):9,266,667円(牡10,133,333円、牝8,400,000円)
■最高額馬(税別):34,000,000円(No.15-ウルトラペガサスの14、父ルーラーシップ)
⇒開催結果News
参考:2015年度の結果
■上場頭数:67頭(牡35頭、牝32頭)
■売却頭数:67頭(牡35頭、牝32頭)
■売却率:100%(牡100%、牝100%)
■売却総額(税別):616,610,000円(牡358,000,000円、牝258,610,000円)
■平均価格(税別):9,203,134円(牡10,228,571円、牝8,081,562円)
■最高額馬(税別):30,000,000円(No.25-マルカジュリエットの13、父スウェプトオーヴァーボード)
⇒開催結果News
参考:2014年度の結果
■上場頭数:71頭(牡34頭、牝37頭)
■売却頭数:71頭(牡34頭、牝37頭)
■売却率:100%(牡100%、牝100%)
■売却総額(税別):707,130,000円(牡389,320,000円、牝317,810,000円)
■平均価格(税別):9,959,577円(牡11,450,588円、牝8,589,459円)
■最高額馬(税別):46,000,000円(No.42-メジロレーマーの12、父ハーツクライ)
⇒開催結果News
参考:2013年度の結果
■上場頭数:76頭(牡39頭、牝37頭)
■売却頭数:76頭(牡39頭、牝37頭)
■売却率:100%(牡100%、牝100%)
■売却総額(税別):641,920,000円(牡362,810,000円、牝279,110,000円)
■平均価格(税別):8,446,315円(牡9,302,820円、牝7,543,513円)
■最高額馬(税別):34,000,000円(No.53-クラシックチュチュの11、父ブライアンズタイム)
⇒開催結果News
<参考>
・JRA育成馬日誌
・JRAブリーズアップセール
by 馬市ドットコム
An exhibition of JRA Breeze Up Sale on JRA - Miyazaki Ikusei Bokujo.
※JRA日高育成牧場の展示会は「4月10日(月) Am10時~」開催予定。
※JRAブリーズアップセール情報ページ
以下、JRA宮崎育成牧場からのコメント、比較展示&騎乗供覧の写真、騎乗供覧タイム一覧表を掲載します。
<JRA宮崎育成牧場からのコメント>
「平成29年度 JRA宮崎育成牧場育成馬展示会を4月4日(火)に開催いたしました。夏場のような日差しの中、53名(馬主および関係者27名、調教師26名)もの皆様にご来場いただきました。ご来場いただきました皆様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。
展示会では1頭の欠場馬を除く21頭の比較展示、そして18頭の騎乗供覧を実施いたしました。9月から騎乗馴致を開始し、1月までは宮崎育成牧場の1周1600mのダートコースの特性を活かして長距離を一定ペースで走行することにより、持久力を向上させることを目的として調教を行い、2月からスピード調教を開始してきました。その成果を少しでも御覧いただけたものと思っております。4月25日(火)に開催いたしますJRAブリーズアップセールに向けて、4月17日(月)には宮崎を出発します。ブリーズアップセール当日には、元気な姿を皆様に御覧いただけるよう調教を行っていきたいと思っております。皆様のセールへのご来場を心からお待ちしております。」
写真:比較展示風景(Photo by JRA)
写真:一番時計を計測した「No.41-ジーントウショウの15(byヨハネスブルグ)」の騎乗供覧風景(Photo by JRA)
タイム:1F11.6 → 1F11.5 = 2F23.1
画像:騎乗供覧馬でのタイム一覧表(PDF版へ)
<JRA宮崎育成牧場について>(公式ホームページより)
「宮崎育成牧場は、宮崎市のほぼ中央、JR日豊本線沿いに位置し、温暖な気候条件を生かして競走馬の育成を行いながら、「馬のいる公園」としても施設を一般開放しています。かつてこの場所は宮崎競馬場として、明治40年から昭和38年まで競馬が行われてきました。途中、戦争激化により昭和18年に国営競馬が中止となりますが、終戦後は昭和38年まで地方競馬が開催されてきました。
競走馬の育成業務は昭和31年の抽せん馬事業開始にともない始められ、その後現在に至るまで九州地区におけるモデル牧場として、JRAの育成技術および研究成果の普及拠点としての役割を担ってきました。競馬場時代の一等馬見所(グランドスタンド)は、今でも保存されており、当時の名残がいまだに感じられます。
一般に、日本のサラブレッドは春に北海道で生まれ、翌秋(1歳秋)に騎乗馴致を開始、1歳冬から2歳春にかけて乗り運動を行い、2歳夏に競走馬としてデビューします。近年、北海道においても屋内調教施設が充実し冬季の調教が可能となってきましたが、この時期、厳しい寒さや降雪等を考えると、北海道は必ずしも競走馬を育成する上で最適の気象条件ではありません。一方、宮崎の気候は冬季の気候が温暖で、日照時間および快晴日数が全国でもトップクラスにあることが特色です。すなわち、この温暖な気候が競走馬を育成する上で、大きなメリットとなります。ここでは、降雪や馬場凍結がなく、年間を通じてカリュキュラムに沿った調教を、1周1600mの広いトラックで行えることが特徴です。また、放牧地はエバーグリーンで、馬たちはイタリアンライグラスを、年間を通じて採食することができます。
我々は、宮崎育成牧場からダービーをはじめ世界の舞台で活躍できる馬を輩出する大きな夢をもっています。そして、夢を夢で終わらせないために、2005年、我々の育成馬厩舎をビッグ・ドリーム・ステイブル(Big Dream Stables)と名づけ、その夢に向かってステップアップしていこうとしています。」
上場予定馬は82頭(セール購買馬74頭、ホームブレッド8頭)で、下記からは「上場番号」&「最新写真」&「最新ブラックタイプ」がご覧いただけます。
なお、「上場番号」&「写真(横・顔)」&「上場馬名簿」は下記からご覧いただけます。
⇒各情報リンクはJRAブリーズアップセール総合情報ページより
※欠場馬:No.30、No.82
【2017 JRAブリーズアップセール開催概要】
■セール名称 : 2017 JRAブリーズアップセール
~ 第13回 JRA育成馬調教セール ~
■開催日 : 2017年4月25日(火) ※4月24日(月)に前日展示会(13時より)を実施
■時 間 : 馬主受付-Am8時15分 騎乗供覧-Am9時 売却開始-Pm1時
■場 所 : 中山競馬場
■主 催 : JRA日本中央競馬会
■売却方法 : セリ方式(事前に騎乗供覧および個体展示を実施)
■売却対象者 : JRAの馬主の方で購買登録を済ませた方
■情 報 : 上場候補馬82頭など総合情報ページ
「Breeze Up Sale」とは2歳調教セールを意味しており、2005年よりスタートし2017年で第13回目を迎えます。同セールは、特に「時計よりも馬の走法や出来映え」を購買者にアピールすることと、「上場馬の情報発信を充実させ、不慣れなお客様が、わかりやすく参加しやすい入門編」に留意されています。上場されるのは、JRA日本中央競馬会が全国の1歳市場で購買した馬を、日高と宮崎の育成牧場で育成&調教した2歳馬を中心に、2011年度からは、日高育成牧場の生産馬も上場されています。
育成技術の高さと徹底した情報開示が購買者層からの高い信頼を得て、毎年上場馬をほぼ100%で売却し、2歳セールの中心的存在となっています。
同セールからは、G1-朝日杯フューチュリティSを制したセイウンワンダー(2008年売却馬)をはじめ、G2-ニュージーランドトフィー勝馬エイシンオスマン(2010年売却馬)、G2-フィリーズレビュー勝馬ダイワパッション(2005年売却馬)、G3-新潟2歳S勝馬モンストール(2011年売却馬)、G3-ファンタジーS勝馬サウンドリアーナ(2012年売却馬)、G3-函館2歳S勝馬クリスマス(2013年売却馬)、G3-エーデルワイス賞勝馬フクノドリーム(2013年売却馬)、などの重賞勝馬が出ています。
参考:2016年度の結果
■上場頭数:72頭(牡36頭、牝36頭)
■売却頭数:72頭(牡36頭、牝36頭)
■売却率:100%(牡100%、牝100%)
■売却総額(税別):667,200,000円(牡364,800,000円、牝302,400,000円)
■平均価格(税別):9,266,667円(牡10,133,333円、牝8,400,000円)
■最高額馬(税別):34,000,000円(No.15-ウルトラペガサスの14、父ルーラーシップ)
⇒開催結果News
参考:2015年度の結果
■上場頭数:67頭(牡35頭、牝32頭)
■売却頭数:67頭(牡35頭、牝32頭)
■売却率:100%(牡100%、牝100%)
■売却総額(税別):616,610,000円(牡358,000,000円、牝258,610,000円)
■平均価格(税別):9,203,134円(牡10,228,571円、牝8,081,562円)
■最高額馬(税別):30,000,000円(No.25-マルカジュリエットの13、父スウェプトオーヴァーボード)
⇒開催結果News
参考:2014年度の結果
■上場頭数:71頭(牡34頭、牝37頭)
■売却頭数:71頭(牡34頭、牝37頭)
■売却率:100%(牡100%、牝100%)
■売却総額(税別):707,130,000円(牡389,320,000円、牝317,810,000円)
■平均価格(税別):9,959,577円(牡11,450,588円、牝8,589,459円)
■最高額馬(税別):46,000,000円(No.42-メジロレーマーの12、父ハーツクライ)
⇒開催結果News
参考:2013年度の結果
■上場頭数:76頭(牡39頭、牝37頭)
■売却頭数:76頭(牡39頭、牝37頭)
■売却率:100%(牡100%、牝100%)
■売却総額(税別):641,920,000円(牡362,810,000円、牝279,110,000円)
■平均価格(税別):8,446,315円(牡9,302,820円、牝7,543,513円)
■最高額馬(税別):34,000,000円(No.53-クラシックチュチュの11、父ブライアンズタイム)
⇒開催結果News
<参考>
・JRA育成馬日誌
・JRAブリーズアップセール
by 馬市ドットコム