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【2012年度の種付料】〜Clalborne Farm編

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Coolmore(クールモアグループ)」と「Darley(ダーレーグループ)」、「Lane's End(レーンズエンド)」、「Gainesway(ゲインズウェイ)」、「Juddmonte(ジャドモント)」に続き、今回は「Clalborne Farm(クレイボーン)」の2012年度種付料をご紹介する。

100年を超える歴史を持ち、カルメットファームと並んで米国・ケンタッキーの象徴ともいえる「Clalborne Farm(クレイボーンファーム)」は、サーギャラハット、ブレニム、プリンスキロ、ナスルーラ、ボールドルーラー、ミスタープロスペクター、ダンジグなどリーディング首位に輝く種牡馬を繋養した歴史と格式高い種馬場である。
近年、ダンジグ、シークングザゴールドの死亡や引退で看板種牡馬こそ失ったが、【Pulpit(プルピット)】、【War Front(ウォーフロント)】が今後のクレイボーンを担う存在となりそうだ。

2012年度の種付料は下記の通り。

Sire Fee 2012,$ Fee 2011,$
War Front (USA) 60,000 15,000
Pulpit (USA) 50,000 50,000
Blame (USA) 35,000 35,000
Arch (USA) 30,000 30,000
First Samurai (USA) 15,000 25,000
Flatter (USA) 15,000 7,500
Political Force (USA) 10,000 10,000
Trappe Shot (USA) 10,000 New
Eddington (USA) 5,000 5,000
Horse Greeley (USA) 5,000 5,000
Stroll (USA) 5,000 7,500
Parading (USA) 3,500 3,500

種付料に最も大きな動きがあったのは【War Front(ウォーフロント)】で、初年度世代の現3歳The Factor(ザファクター)とSummer Soire(サマーソワレ)がG1に勝利し、2世代目からも活躍馬がでたこともあり、2012年は1万5,000ドルから一気に6万ドルに上昇する。同場の看板であったダンジグの後継としての期待を担う。

【Flatter(フラッター)】は、2010年、2011年と産駒が堅実に活躍。抜けた大物こそいないものの短距離から2,000mで重賞勝ち馬やステークス勝馬を次々と送り出し2012年は7,500ドルから1万5,000ドルに上昇した。

また、2012年に新規導入される種牡馬は1頭。【Trappe Shot(トラップショット)】(07生 父Tapit 母Shopping 母父Private Account)は、True North H-G2に勝利し、G1-2着が2回、競走実績は地味だが、今をときめくTapit(タピット)の後継である点が魅力。初年度となる2012年の種付料は1万ドルに設定された。


写真:War Front
Photo by Clalborne Farm

 <参考>
  ・Clalborne Farm

by 馬市ドットコム

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